栄養バランスが重要

ドックフードは1日に何回あげる?

ドッグフードは1日に何回与えるのがよいでしょうか?
人間の食事に合わせて、朝、昼、晩の3回ドッグフードを与えている飼い主もいるようですが、子犬と成犬では、食事の回数は異なります。
生後間もない犬であれば、1日に4〜5回程度、犬用のミルクとドッグフードを混ぜて、柔らかくしたものを与えます。
そして、生後90日を過ぎたら、ミルクの割合を徐々に減らし、ドライタイプのものへと切り替えていきます。
なお、生後90日を過ぎた子犬も、1日に4〜5回、ドッグフードを与えてください。

子犬は成長段階にあるため、たくさんのエネルギーと栄養素が必要ですが、1回にたくさんの量は食べられません。
ドッグフードの説明書きを確認し、適量を4〜5回に分けて与えるようにしてください。
それから、生後4か月を過ぎたら、1日に3回〜4回と食事の回数を減らします。
さらに、6か月を過ぎれば、一定の量を食べられるようになるため、1日3回程度に、1歳ぐらいになったら1日2回と回数を減らしていきます。
このように、犬の成長段階によって食事の量や回数を調節しなければなりません。

成犬になれば、1日に1回か2回の食事で十分です。
また、胃腸が弱い犬や大型犬は、早食いの傾向があるため、1日に1回の食事では胃腸障害を起こしやすくなります。
そのため、1日の量を2回に分けて与えるようにしましょう。
それから、ドッグフードも成長に合わせて切り替える必要があります。
成犬に子犬用のドッグフードを与えると、カロリー過多になり、肥満の原因となります。

成犬になったら、成犬用のものを与えてください。
そして、出来るだけ無添加のドッグフードを与えるようにしてください。
それから、犬種によって成長の速度は違いますので、その点も考慮しましょう。
小型犬が成犬になるまでは10ヶ月程度ですが、大型犬の中には18ヶ月かかるものもいます。
それから、犬にも適度の運動が必要です。
犬も人間と同様、肥満になるとさまざまな病気を引き起こしますので、毎日散歩させることで、適度な運動を習慣づけるようにしてください。

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