ドックフードの種類
ドッグフードは、目的や年齢によっていくつかの種類に分けられます。
まずは一般食用、総合栄養食、間食など目的別のドッグフードについて紹介します。
・総合栄養食
非常に栄養価が高く、さまざまな栄養素がバランスよく含まれていますので、このドッグフードと水だけで健康が維持できます。
AAFCOの基準に合格し、ペットフード公正取引委員会から認定されたものしか「総合栄養食」を謳ってはいけないことになっています。
・一般食
主食用のドッグフードで、人間の主食と同様、これだけではビタミンやミネラルが不足してしまいます。
含まれる栄養素は商品ごとに異なるため、成分表示を見ながら副食を与えます。
・間食
犬の好みを考えて作られているため、犬が喜んで食べます。
ただ、間食ばかり与えると、肥満の原因となるので注意してください。
それから、ドッグフードには幼犬用、成犬用、老犬用にも分類されています。
成長段階ごとに含まれる栄養が異なりますので、犬の年齢に合ったものを与えるようにしてください。
・幼犬用
幼い犬は成長するためにたくさんの栄養素が必要ですが、一度に少量しか食べられません。
そのため、幼犬用のドッグフードは、高カロリーで栄養素が豊富に作られています。
・成犬用
1歳から5歳の犬が対象となっています。
幼犬用のドッグフードは高カロリーであるため、長期間摂取し続けると肥満の原因となります。
そのため、1歳過ぎたら成犬用のものに切り替えましょう。
体重によっても適量が異なりますので、パッケージの説明書きに記載された量を守るようにしてください。
・老犬用
年齢と共に犬も体力や消化能力が弱くなるため、低カロリーで、低脂肪、低蛋白の身体に優しい仕様になっています。
それから、ナトリウムなど身体に優しい成分も加えられています。
5歳過ぎて、体力や消化能力が弱ってきたら、老犬用のものを与えてください。
そして、これに加えて、鶏肉、半熟卵、チーズでたんぱく質を補うようにしましょう。
・肥満犬用
低カロリー、低脂肪のドッグフードです。