栄養バランスが重要

無添加のドックフードとは

近年は、人間用の食品や化粧品などにも無添加のものが多くなっていますが、ドッグフードにも無添加の商品が増えてきています。
無添加のドッグフードとは、加工する過程において添加物を加えていないものを言います。
やはり、愛犬にも「添加物など身体に有害なものは与えたくない」という飼い主は多いので、無添加のドッグフードの人気は高くなっています。
安価なドッグフードには、工業用の酸化防止剤が使用されています。

このように、人間に有害な物質が含まれたドッグフードを、愛犬に与えたいという飼い主はいないでしょう。
このようなことからも無添加にこだわる方が多いのです。
また、愛犬に本当に良いものを与えたいというのであれば、単に無添加であるだけではなく、ドッグフードに使用されている原料にもこだわる必要があります。
添加物が加えられていないものであっても、原材料である肉類や野菜に大量の農薬や添加物が使用されているケースもあります。

そのため、原材料の質も見極めなければなりません。
しかし、添加物を全く加えていなければ、ドッグフードを保存することができません。
添加物を加えることで、原料の腐敗や酸化を防ぐことができるし、カビが生えることもなくなるのです。
無添加のドッグフードを購入しても、あっという間に傷んでしまい、食べられなくなってしまうのであれば、愛犬に与え続けることができません。
そして、ドライタイプのものは、長期保存が可能で、コストパフォーマンスにも優れていますが、添加物を使用しなければ、保存することができません。

もし、ドッグフードに添加物が全く加えられていなければ、人間用の生鮮食品と同じように毎日のようにドッグフードを買いに行かなければなりません。
ドッグフードは重量のあるものが多いため、毎日のようにお店で買って、家まで持って帰ることは大変でしょう。
それに、ドッグフードを販売する店舗が近くにない場合、購入するのにも時間と手間がかかってしまいます。
そのため、添加物が入っているものが必ずしも悪いとは言い切れません。
ただし、犬の健康のためには、添加物の質をしっかり見極めることが大切です。

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