ドックフードに含まれる有害物質
ドッグフードには、人間が摂取することを禁じられているような有害物質が使用されているものもあります。
また、ドッグフードを長持ちさせるために、酸化防止剤を使用しますが、食用ではなく、工業用の酸化防止剤が配合されているものも少なくないようです。
ドッグフードは、開封後、長期間そのまま放置しても腐りません。
原材料にもよりますが、通常、食品をそのまま放置すれば、2〜3日中に腐ってしまい、悪臭を放つはずです。
これが、全く傷まないというのは、酸化防止剤が使われているからなのです。
中でも、BHA、BHT、エトキシンは工業用の酸化剤ですので、これらの成分が表示されている場合、購入しないようにしてください。
ではなぜ、ドッグフードにこのような危険なものが使われているのかというと、ドッグフードに使用する原材料は法律で定められておらず、成分表示も義務づけられていないからです。
そのため、工業用の材料を、ドッグフードに使っても、何の罰則もありません。
その他、畜肉副産物、鶏肉副産物、大豆ミールが含まれたものも与えてはいけません。
畜肉副産物、鶏肉副産物というのは、動物の肺や腸など、人間が食べられない部位、病気の動物の肉、糞尿などが混ざったものです。
現在、国内では、ペットフード公正取引協議会が、使用している原材料を全体の80%までは表記することを推奨しています。
ただし、これは義務付けられているわけではなく、残りの20%は表記しなくても良いため、消費者には何が入っているのか判断できません。
やはり、愛犬には人間が食べても安全な材料を使用しているものを食べさせたいと思いませんか?
高品質なドッグフードは価格も高めですが、犬の健康には代えられないでしょう。
オーガニックのドッグフードには、チキン、全玄米、全トウモロコシ、全小麦など人間が食べても問題のない材料のみが配合されています。
オーガニックのものは経済的にも負担がかかるのであれば、プレミアムドッグフードを与えると良いでしょう。