ドックフードを変えた時の排出物チェック
ドッグフードを切り替えるということは、愛犬にとって多少なりともストレスに感じます。
慣れないドッグフードで便の状態が変わり、特に、下痢をするケースが多くなります。
そのため、ドッグフードを変えた時には、愛犬の排泄物をしっかりチェックすることが大切です。
急にドッグフードを変えると、食べてくれなかったり、下痢をすることが多いため、元のドッグフードに少しずつ混ぜていくようにすると良いでしょう。
例えば、最初は新しいドッグフードを1割だけ混ぜる、次の日は2割などと、徐々に新しいものの割合を増やしていきましょう。
このように少しずつドッグフードを変えていくことで、犬もストレスを感じることなく、新しいものを受け入れられるようになります。
そして、便の状態が落ち着いているのであれば、完全に新しいドッグフードに切り替えてしまっても大丈夫です。
ちなみに、健康な犬の便の状態はこげ茶や茶色でコロコロしており、ティッシュでくるんでも崩れることはありません。
そして、排便回数は1日2回〜3回で、便に未消化物などは含まれていません。
ドッグフードが合っている場合、このようなに便の状態も正常となります。
もし、普段から胃腸の状態が不安定で、下痢気味や便秘気味である場合、ドッグフードが体質に合っていない可能性も高いので、ドッグフードを変えてみることをお勧めします。
ドッグフードを変えた時には一時的に便の状態も変化しますが、長期にわたり、便秘や下痢が続くようであれば、動物病院で診てもらうことをお勧めします。
特に、便に血が混じっていたり、タール状であったりなど、明らかに異常であると判断できる場合、何らかの病気を発症している可能性が高いため、早めに動物病院で検査を受けてください。
犬は、自分の身体の異常について訴えることはできません。
そのため、飼い主がドッグフード選びを慎重に行い、愛犬の健康管理に気を配らなければなりません。
飼い主の配慮次第で、愛犬のストレスを軽減し、病気の再発見なども可能になるのです。