犬の1日に必要なカロリーはどれくらい?
ドッグフードのパッケージにはカロリーが表示されているものもあります。
犬も食べ過ぎると肥満になるため、ある程度のカロリー制限が必要であると言われているからです。
ところで、犬の1日のカロリー摂取量はどのぐらいが適しているのでしょうか?
犬種ごとにも異なりますが、避妊や去勢をしていない大人の犬の場合、必要カロリーは以下の式で計算します。
必要カロリー=2×(30×体重+70)
もし、上記の計算式に従って計算すると、愛犬の体重が10キロであれば、740Kcal必要となります。
この必要カロリーは、避妊や去勢しているか否か、妊娠中や授乳中であるか否か、また、年齢によって異なります。
そのため、愛犬の年齢や身体の状態に合わせてカロリーを調節してあげると良いでしょう。
ところで、ドッグフードのパッケージを見ておおよそのカロリー計算をしている飼い主が多いと思いますが、もし、おやつをあげているのであれば、おやつのカロリーも入れなければなりません。
犬に総合栄養食と水を与えれば、おやつは不要ですが、しつけのために与えるのであれば、適量を守るようにしてください。
そして、成長期の犬、妊娠中や授乳中、肥満の犬に対しては、摂取カロリーをしっかり管理しなければなりません。
まず、子犬は、成長するためにたくさんのカロリーが必要です。
しかし、子犬は胃が小さいため、たくさんの量を食べられません。
そのため、高カロリー食を与えます。
成長期に太ることもありますが、この時期にダイエットさせると病気の原因となります。
成長期には多少太っても問題はないので、成長期のうちは高カロリー食を与えるようにしてください。
それから、妊娠中と授乳中もたくさんのカロリーが必要です。
子供に栄養を分け与えるためには、しっかり食べることが大切です。
最後に、愛犬が肥満になってしまった場合は、ダイエット食を与えるなどして、カロリーを調整するようにしましょう。
肥満が進まないうちに、ダイエット食に切り替えることで、短期間で元の体型に戻れる可能性も高く、犬へのストレスも軽減できます。