ドックフードの悪徳業者に注意!
現在のところ、ペットフードの品質に関しては法で基準を定められていません。
そのため、どのようなものが含まれているものであっても、「ドッグフード」として販売することができます。
実際に、人間が食べられない、肺。
脳、腸、血、糞尿などを含む肉食副産物が使用されたドッグフードが多数流通しています。
さらに、酸化防止剤として、BHA、BHT、エトキシンなどの有害な工業用製品が使われているものも少なくありません。
ドッグフードを購入する際には、成分表示を確認することと思います。
協会では、使用されている成分を全体の80%までを表示することを推奨していますので、多くの商品には配合成分が記載されています。
しかし、表示されていない残りの20%に上記の有害物質が含まれることがあります。
このような状態では、消費者は確認のしようがありません。
それから、正式な手続きを踏んでいない並行輸入品の場合、賞味期限を改ざんして販売している業者がいます。
また、正規品の容器の中に、偽物を入れて販売しているケースもあるようです。
この場合も、消費者が事前に確認することは不可能です。
悪質な業者の多くは、並行輸入品を販売している業者と言われています。
近年は、いろんなものを買え、自宅まで運んでもらえることからネット通販を利用することが多くなっているようです。
ドッグフードをネットで購入する場合も、業者が信頼できるのかどうかしっかり確認することが大切です。
並行輸入品の場合、個人的に買い付けた商品を販売しているため、万が一の際の責任の所在があいまいです。
商品にトラブルがあっても、責任を取ってもらえないことがほとんどです。
愛犬の健康のためにも、高品質で安全性の高いものを与えたいとどの飼い主も思っていることでしょう。
そのため、相場よりかなり安く売られているものは、粗悪品である可能性が高いため、安いからと言って簡単に飛びつかないようにしてください。