栄養価の高い子犬用ドックフード(パピー)
子犬は産まれると、一定の期間は母乳を飲んで育ち、その後、離乳食へと移行します。
離乳食は、子犬用のドッグフードにミルクを加え、柔らかくしてから与えます。
そして、徐々にミルクの量を減らし、普通食へと切り替えていきます。
子犬は消化器官が未発達であるため、硬いものを与えると消化不良を起こしてしまうからです。
1歳になるまでの成長期は、子犬はたくさんの栄養素を必要とします。
子犬は1回にたくさんの量を食べられないため、効率よく栄養素を補えるようにと、子犬用ドッグフードは、高カロリーで栄養価も高くなっています。
また、子犬は消化器官が発達していないため、子犬用ドックフードには、消化の良いものばかりが原材料に使用されています。
さらに、子犬はのども未発達であるため、小粒状にして、楽に呑み込めるようにしています。
ドックフードには、ドライタイプ、ウェットタイプ、セミモイストタイプがあり、メーカーごとに味も異なっています。
そのため、犬にも好き嫌いがあるようですが、子犬の時期に同じものばかり与え続けると好き嫌いの激しい犬になってしまいます。
そうならないようにするには、小さいうちからたくさんの種類のドックフードを与えることが大切です。
それから、犬の健康のためには、ドッグフードに使用されている成分を確認することが大事です。
近年は犬のアレルギーも増えているようですが、これは、ドックフードに使用される添加物のせいではないかと考えられています。
特に、安いドッグフードには、工業用の酸化防止剤など、人間の食品に使用が禁止されている添加物が入っているものも多く見受けられます。
ドッグフードに関しては、国内で生産されたものよりも、外国製のもの方が、品質が良いことも多くなっています。
諸外国では認定制度が厳しいため、認定を受けたものは、品質も安全性も保証されています。
そのため、ドッグフードを購入するのであれば、認定マークが付与されたものをお勧めします。