肥満犬には手作りドックフードでカロリーコントロール
犬も肥満になると、股関節に負担がかかり、歩きにくくなるうえに、成人病を発症するリスクが高くなります。
太りすぎると、股関節を痛めやすくなり、時には歩行困難に陥ることもあります。
このような状態になると、運動療法が行えなくなり、ダイエットは困難を極めます。
そうならないためにも、愛犬が太ってきたと感じたら、肥満用のドッグフードなどに切り替えてカロリーを調節するようにしましょう。
また、手作りのドッグフードでダイエットをさせる方法もあります。
人間がダイエットする時と同様、犬にもささみと豆腐がおすすめです。
ささみも豆腐も低カロリーで健康に良いことで知られています。
犬はもともと肉食動物であるため、ささみで肉類を補ってあげると良いでしょう。
人間もささみや豆腐を使っておかずを作ることがあると思いますが、味付けする前に、犬用のものを別に取っておいて、食事として与えればOKです。
そして、犬用に手作りのフードを与えるときに、味付けをする必要はありません。
犬に煮干しやチーズには塩分が含まれているため、他の食品で塩味をつけなくても大丈夫です。
逆に、ドッグフードに味付けをすると、その味に慣れてしまい、原材料を生かした薄い味の食材を食べなくなってしまいます。
ダイエット中でも肉類はきちんと与えるようにしてください。
肉類は生で与えても良いし、加熱したものでも食べられます。
ただし、豚肉を与える場合は加熱するようにしてください。
その他の食材を与える場合も、加熱することで自然の甘味が出るのであれば、加熱してから食べさせてあげましょう。
調理法としては、煮る、蒸すというのが低カロリーのまま食材を与えられるのでお勧めです。
このように、手作りのドッグフードと言っても特別手間をかける必要はありません。
普段人間が食べている食材を出せばよいだけです。
調理方法も一緒で、味付けする前に取り分けて与えればOKです。
飼い主と同じ食材からドッグフードを作ることで、安心して食べさせられるのではないでしょうか。