犬にも好き嫌いがある
ドッグフードには、ドライ、ウェット、セミモイストタイプがあり、それぞれの商品ごとに使用する原材料や味が異なっています。
当然のことですが、人間と同様、犬にも好き嫌いがあります。
現在、ドライタイプのドッグフードが主流となっています。
日持ちがする上に、手軽であるという理由で、愛犬にドライタイプのドッグフードを与えている飼い主は多くなっています。
ドライタイプの食感を好む成犬は多いようですが、粒の大きさには注意する必要があります。
小型の犬に大粒のドライフードを与えると、噛み切れずに丸呑みし、のどに詰まらせることもあります。
小型犬は、噛む力が弱い傾向にあるため、粒が小さめのドライフードを与えることをお勧めします。
犬にエサを与える場合の注意ですが、幼い頃に同じドッグフードばかりを食べさせると、その味しか受け付けなくなってしまいます。
つまり、好き嫌いの激しい犬になってしまいます。
アレルギーを発症したり、老犬になった時には、ドッグフードを切り替えなければなりません。
この場合、新しいドッグフードを食べられなければ、栄養失調になってしまう可能性があります。
そのため、ドッグフードを切り替えても好き嫌いなく食べられるようにするには、子犬のうちから、複数の種類のドッグフードを与えて、さまざまな味に慣れさせておきましょう。
次に、愛犬に好き嫌いがある場合の対処法について紹介します。
食事を与えて、全く食べるしぐさを見せない場合、すぐに食事を下げてください。
そして、次の食事時にも、同じものを出します。
もし、この時にも食べないのであれば、また、食事を下げてください。
これを、食べるまで繰り返します。
最後には空腹に耐えられなくなって、食べるようになります。
成犬は2〜3日食事を抜いても餓死することはありません。
そのため、食べられなくてかわいそうだからといって、おやつなどを与えてはいけません。
愛犬の健康のためには、多少厳しくすることも必要です。